別記事で紹介しましたが、息子には場所に捕らわれず世界に羽ばたいて活動してほしいという思いから、我が家では息子が生後半年からゆるっと日本語、フランス語、英語のトリリンガル教育を始めました。
息子は現在1才半。
この1年で息子の言語理解力がどれくらい伸びたかご紹介したいと思います。
そもそもトライリンガル・トリリンガルの意味とは
トライリンガルとは、母国語を含む3ヶ国語を話せる人のこと
トライリンガルは英語で trilingual と書き、発音はtrai·ling·gwlと書きます
日本語ではトリリンガルとも呼ばれ、どちらも同じ意味をさします。
ちなみに2ヶ国語を話す人のことをバイリンガル(bilingual)と言います
我が家の目指すトライリンガルレベル
我が家のゆるっとトライリンガル子育てで3ヵ国語ともネイティブと同レベルまで話せる様になるのは現状難しいと思われるので、優先順位をこんな感じで決めています。
・母国語:日本語
日本在住で当分海外に引っ越す予定もないので、日本語は最優先。
・第二優先言語:英語
世界の公用語ですし今は英語の教材が充実しているので、それらを駆使して日常生活
ができるレベルのwriting/listening/speakingを身につけてほしい。
・第二優先言語:フランス語
夫の家族とコミュニケーションがとれるくらいのスピーキング
我が家で実践しているトライリンガル子育て方法
トリリンガル子育てを実施する上でやはり重要なのは周りが子供に話しかける言葉。
特に親が話しかける言葉は非常に重要でバイリンガル子育てまたはトライリンガル子育て子育てにおいて一親一言語が有効であると言われているので、我が家もこんな風に役割分担をしています。
・ステルラ→息子:頑張って英語のみ。息子が成長し英語のみのコミュニケーション
に限界がきた時は日本語に切り替え、英語教育は教材などを利用する。
・夫→息子:フランス語のみ
・それ以外の人や保育園での会話→息子:日本在住なのでほぼ日本語
その他にはこんな事を実践しています。
家で一緒に歌う歌は英語またはフランス語
息子は歌が大好きで歌を歌ってあげるとご機嫌になります。
youtubeなどで歌を流したりもしますが、歌ってあげるとより喜ぶので歌詞を見ないで歌える英語の歌を7~8曲インプットしておいて、それを歌ってあげます。
フランス語の歌は旦那にお任せしています。
子供の歌は簡単なものが多いので、歌詞を見ながら何度も練習すればパパ・ママも歌える様にものがいくつかあります。
英語とフランスの歌については別記事でも紹介しているので、良ければこちらもご覧ください。
息子のためにTVを見せる時は英語時々フランス語
自分の為に見るTVはもっぱら日本語のお笑い番組ですが、息子のために見せるTV番組はyoutubeやnetflixの英語やフランス語のキッズ向けTV番組を見せています。
番組の内容はまだわかっていないと思いますが、動画を見て楽しんでいます。
絵本は英語とフランス語
絵本を読む場合は、英語やフランス語の絵本を読む様にしています。
お勧めの絵本はこちらの記事てまとめています。
0~1才向けの簡単な絵本が多く、親も頑張れば読めるレベルなので、お子さんに読み聞かせながら親も一緒に英語に触れてみる事をお勧めします。
1歳半の息子の語学理解力
ゆるっとトライリンガル子育てをしてきた息子の語学理解度はいかほどかご紹介します。
息子が初めて話した言葉
1才過ぎたくらいから時々「ばーなーなー」と言う様になりました。
バナナを見せると発するので「バナナ」だと思います。
ただバナナは日本語も英語も発音が同じなので、一番最初に話した言語は何かと言われると?です。
日本語の理解度
ご飯を食べている時に「おいちー」と言う様になりました。
家では「母:Yummy?(英語)」や「父:Cebon?(フランス語)」と話しけていますが、「おいちー」が最初に発した言葉ということはやはり保育園での影響が強い様です。
日本語で話しかけた言葉をどれくらい理解しているかはまだわかりません。
英語の理解度
英語で話せる言葉はまだありません。
ただ「What will you do when you start eating」と言うと手を合わせたり、「Raise your arms]と言うとバンザイしてくれます。
これも言葉を理解しているのか、ご飯が目の前にある→手を合わせる、お風呂の時間や着替えの時間→バンザイして着替える、と状況判断からくる行動なのかはまだわかりません。
フランス語の理解度
夫曰く「c’est fini(もう終わりだよ、ナイナイだよ)」や「on y va(さぁ行こう)」は理解できているとのことです。
ただこれも状況判断からくる行動が理解している様に見えるだけかもしれません。
一つ興味深いことに息子はフランス語のrの発音が既にできます。
日本で赤ちゃんが発するクーイングや喃語を「あー」「うー」や「バブー」と表現しますが、フランスでは「areuh」と表現します。
フランス人には赤ちゃんのクーイングや喃語がフランス語特有の喉を鳴らす様なrの発音がはいる「areuh」に聞こえるとの事。
日本人からしたフランスの赤ちゃんは小さい時からそんな難しい発音ができるの!とちょっとびっくりしますよね。
発音はこんな感じ。お母さんが発音している言葉です。
フランスの赤ちゃんは本当に「areuh」と言う様になるのかわかりませんが、小さい時から私も夫も
「areuh」と息子に呼びかけ続けた結果、「areuh」と話しかけるとrの発音で「ウ゛ー」と反応する様になりました。
実際に息子がフランス語のrの発音で「ウ゛ー」と言っている時の音声がこちら
どうでしょうか。
フランス語のrの発音をしている様に聞こえるでしょうか。
まとめ
今のところ大した言葉は話さないので3つの言葉に大きな差はみられませんが、あえて順位をつけるとすると息子の理解度は日本語>フランス語>英語だと思います。
父親からしかフランス語を聞く機会がないのにフランス語が2番目なのは、やはり小さいうちは親が話す言葉の影響力が大きいからだと思います。
今後成長するにつれ、より日本語がより優位になってくると思うので、彼の成長にあわせて柔軟に色んな角度からバトライリンガル子育てを取り入れていきたいなと思っています。
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