フランス人の夫と結婚して意識が変わったこと10つ

結婚
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育った国が違えば、生活習慣や考え方も全く違った私たち夫婦。

結婚して一緒に住む様になり、フランス流の考え方に触れ、良くも悪くも自分の意識や価値観も変わってきました。

今回は私が夫と結婚して意識が変わったことをご紹介します。

コンビニの店員さん、バスの運転手さんに大きな声でありがとうと言うようになった

夫に出会う前は、ありがとうでなくお辞儀で感謝を示していた私。

もしくは小さな声で「。。ざまーす」の様な、ごもごもとありがとうを言いがちでした。

それを見ていた夫が「なんでちゃんとありがとうを言わないの?」と言われはっとしました。

フランスでも不愛想な店員やお客もいますが、基本おしゃべり好きなフランス人は挨拶とありがとうはしっかり言う人が多い気がします。

謝ることはめったにしませんが。。。。

これをきっかけにどんな時でもはっきりと大きな声でありがとうと言う様になりました。

家事のハードルが下がった

フランスのママンは非常に手抜きが上手です。

そんなママンの元で育った夫は、私に家事や育児に完璧さを求めません。

インスタのきらきらママを見て「全部綺麗にしないと」「健康のために一汁三菜を目指そう」と思って疲れていた私は、彼が多くを期待していないことに気づき、すごく肩の荷がおりました。

母国以外の国で住んでいる人に尊敬の念を抱くようになった

私自身カナダで短期間ですが働いていたことがあるので、海外での生活や仕事が大変な事はある程度理解していました。

更に夫と結婚してからは、日本が外国人労働者にとって働きにくい習慣や規定があったり、家を賃貸しようと思っても外国人NGの物件が多かったり、非常に大変な事を知りました。

その為、日本人や外国人問わず母国以外の国で住んでいる人は本当にすごいと更に強く思う様になりました。

視野が広がった

普段日本のニュースしか見ない私ですが、夫がフランス語や英語のニュースをシェアしてくるので、フランスや世界でどんなニュースが話題になっているか知る様になりました。

また同じニュースでも日本とフランスで報道の仕方が異なる事があり、同じ出来事でも報道方法が異なれば、こうも見方が変わるのかと思う事が多々ありました。

その為、物事をより多角的に見れる様になった気がします。

年齢に縛られず、今の自分がどうしたいか考えるようになった

「この年でこの服は似合わない」「この年だと婚活は厳しい状況になる」「この年でこの髪型やメイクはちょっと派手かな」「この年までに結婚しないと」など私含め日本の風潮的に無意識に年齢に縛られて行動することが多いと思います。

フランス女性は様々なライフスタイルに変化があっても、一人の女性のとして自信を持って、年齢関係なく自分の好きな服を着ています。

口癖の様に「もう若くないから。。」「この年で。。。」と言う私に夫は「年齢で考えるのやめて。今の自分がどうしたいか考えて」と言われ、私ってこんなに年齢に縛られて行動していたんだなと実感しました。

自己肯定感が上がった

人は誰かに必要とされたり、大事にされると、自分はこの世界に必要な人間なんだと思うことができます。

自己肯定感が低めの私にとって、夫が愛情表現をしっかり伝えてくれることにより、自分の存在価値を認識することができました。

また家事・育児に完璧さを求めてこない事も、自分なりの方法でしていいんだと思えるきっかけになり、自己肯定感があがりました。

使えるものはすぐに捨てなくなった

物を大切に使う事が多いフランス人

私も見習うべきところが多くあり、今まですぐに捨ててきた物も修理して使ったり、何かに活用できないか考える様になりました。

シンプルな料理を美味しいと思う様になった

フランスの平日は朝、昼、夜ともにシンプルな料理が多いです。

夫が作る料理もシンプルな料理が多く、パスタにオリーブオイルやバターをかけるだけ、肉に塩・胡椒で出来上がり。という様な料理が多いです。

フランス料理と言えばコース料理しかイメージがなかった私は初めは「えっ、これがフランス料理?」と目を疑いました。

しかし彼にとってはこれが日常料理で、ケチャップ・マヨネーズなどのソースもあまり使いません。

最初は物足りないと思っていましたが、段々と素材の味を楽しめる様になり、今はシンプルな料理も美味しいと感じる様になりました。

スルーする力が向上した

文句や皮肉がとにかく大好きなフランス人

夫も同様にいつも文句を言ったり、何かにつけてケチをつけています

毎回真に受けると、こちらの身がもたないので今はうなずきながら右から左にスルーする力が向上しました。

時間に寛容になった

とにかく時間にルーズなフランス

せっかちな私は当初夫が数分遅れたり、予定していた電車に乗れなかったらイライラ、予定通りパーティーが始まらないとそわそわしていました。

今も時間についてはイライラすることはありますが、時間に縛られないフランス人の生き方を見て、私ももう少しリラックスした考え方をしてもいいんじゃないと思う様になり、思い通りに事が進まなくても「まぁなんとかなる」と考え方が寛容になりました。

まとめ

自分の価値観や意識を頑なに守り抜くのではなく、少し心の扉を開けて受け入れようとする気持ちを持つと自分の心も楽になることがあります。

国際結婚は価値観や考え方のすれ違いが生じやすくつらい時もありますが、両方の国の良いところどりをするつもりで相手に合わせられることは合わせて、ストレスなく生活したいですね。

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