フランス人と結婚する時に覚悟するべき10つのこと

結婚
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国際結婚にどんなイメージを抱いていますか?

私がフランス人の夫と出会って早5年。

それまでフランス人と付き合ったことがない私には、フランス人と恋愛して結婚する事は新鮮な発見や驚きが沢山あり、それは現在も継続中です。

今回は私がフランス人の夫と結婚して実感したフランス人と結婚する時に覚悟するべきことをご紹介します。

勿論良かった点も沢山あるので、是非こちらの記事も参考にして頂ければと思います。

ホームパーティーが多い

人によるかもしれませんが、フランス人は仲の良い友達と集まってホームパーティーをしておしゃべりを楽しむのが大好きです。

そのため、家に誰かを招いたり、招待されて家にお呼ばれされることも割と頻繁にあります。

そして、フランスではカップル文化があり、友人達の集まりは夫婦でいく事が一般的なので、夫が呼ばれれば妻も基本的には行きます。

その様な集まりを楽しめる人は苦にならないかもしれませんが、苦手な方はめんどくさいと感じるかもしれません。

家族付き合いが濃い

フランス人は家族と関係が濃い人が多いです。

特に男性は母親と仲が良い人が多く、何するにもママンに連絡して確認する男性も。

夫の場合、家の内見の時にママンにビデオ通話を繋ぎリアルタイムで確認を仰いだり、何かにつけてママンに電話をするので、日本人からしたらマザコン。。?と思ってしまいます。

また家族のライングループもあり、かなり頻繁にやりとりしている為、夫のスマホは常にピコピコ通知がきている状態。

またフランスに帰省する場合、折角帰ってきているという理由で、家族で集まってホームパーティーをすることもよくあります。

前述した通りおしゃべりが大好きなので、昼に始まったパーティーが夜になっても終わらないという事もよくあり、ずっと壁の花状態だとつらいかもしれません。

皮肉が多い

フランス人はユーモアたっぷりの皮肉ジョークが大好き。

ただ慣れていないと皮肉ジョークに傷つくことも。

意見がぶつかることが多い

フランス人は議論が大好きな人が多いです。

子供の頃から物事に対して反対の意見や賛成の意見などを積極的に話すことを学校で教えられ、日常で実践してきたせいか、何かにつけて議論をふっかけてきます

議論はコミュニケーションの一種またはスポーツとして捉え、本当は相手に異論はなくてもあえて反対意見を言って、ディスカッションを楽しむ人もいます。

その為、意見がぶつかることが頻繁にあります。

文句が多い

フランスは風刺画が多い様に文句をつけたり、ケチをつけるのがエチケットかというくらい文句を言っています。

私の夫はテレビをつけると朝からテレビに向かって文句を言ったり、突っ込んでいます。

帰省費にお金と時間がかかる

フランスに帰るとなると当然フライト費用や場合によっては宿泊費がかかりますので、お金も時間も必要になります。

謝らない

日本人が謝りすぎなのかしれませんが、フランス人は基本的に謝りません

フランス人が日本人と比べて謝らないのは不可抗力で起こってしまった事で、自分が被害者なんだと感じた場合のように思います。

例えば、待ち合わせの時間に遅れてしまった場合、理由として挙げられるのが「仕事が長引いた」「電車が遅れた」「渋滞にハマッた」など。

このように、自分じゃどうしようも出来ない事が起きた場合、日本人は不可抗力とはいえ他人に迷惑をかけたのであれば「ごめんね」と一言謝りますがフランス人は自分のせいでないと謝りません。

こちらとしては一言ごめんねと謝ってくれれば気が済むのですが、言い訳ばかり並びたてられて、余計にイライラすることもしばしば。。。

離婚しても縁は切れない

日本であれば結婚して子供が出来た後に離婚した場合、子供の親権はどちらかに委ねられ、離婚理由によっては相手に子供を会わせない、または全く連絡をとらないこともありますが、フランスは事情が異なります。

フランスは親の不仲や離婚により、子供が母国から離れざるを得なくなってしまう状況を防ごう、離婚後も子供が母親と父親の「両方」とかかわりを持てるようにしよう、という発想に基づいたハーグ条約に加盟しており、離婚後も「共同親権」が基本です。

ですので、子供がいればなおさら離婚しても一生会わない訳にはいきません。

情で一緒にいることはないので、離婚後の事も頭の片隅に入れておいた方が良い

フランス人は自分の感情に素直。

情で一緒にいることはなく、相手を愛する気持ちがなくなれば離婚をします。

フランス人の離婚率が高いのはある意味自分の気持ちに素直に行動する表れなのかなとも思います。

その為、フランス人は結婚の時に離婚の事を考えて結婚するほど、離婚後の事を真剣に考えている人もいます。

私もプロポーズ前に離婚した時の話をされ、その時は「まだ結婚してもいないのに離婚の時を考えるなんて、なんて後ろ向きな人だ!」と思いましたが、離婚率が高く、かつ離婚をするには裁判が必要など、離婚する事が大変なフランスでは一般的な考えであることを後から知りました。

お金のこと

フランスは結婚前に婚前契約(Contrat de marriage)を交わすカップルが多いです。

これは必須ではなく、選択制なのですが、最近は婚前契約を交わす方が一般的な様です。

内容は「もし離婚することになれば、持ち家はどうする、財産はこうする」「どちらか一方が先に死去した際は、財産分与はどうする、他の一方が家にそのまま住み続けるか」等々。

また財産関係以外にも、日々のお金の管理や生活費について、フランスはお小遣い制を導入している家庭はほぼないので、どうやってお金を管理するかは話し合っておいた方が良いと思います。

まとめ

如何でしたでしょうか。

フランス人との結婚というと、ロマンチックなイメージがありますよね。

確かにロマンチックな面もありますが、今回紹介した様にフランス人は日本人より現実的に結婚を考えているという面もあります。

イメージだけではなく、こんな現実的なお互いの違う部分や文化を理解しあい、尊重しあう事が国際結婚では大事かもしれません。

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