違いに驚き!フランス人が意外と洗わないもの6つ

フランス人の生態
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文化や気候の違いもあると思いますが、日本人が普段当たり前に洗っているものがフランス人にとって実は洗わない、もしくは毎日洗わなかったりすることがあります。

今回は私が知って驚いたフランス人が洗わないもの、または毎日洗わないもの7つを紹介します。

髪の毛

フランスで髪の毛を毎日洗わない人は割と多いです。

2020年にIfop が公表したフランス人の衛生調査の結果によると、毎日髪を洗っていると答えた女性は全体の8%しかいません。

男女総合的に見ると、週に2.3回髪の毛を洗っている人が割合的に一番多い結果となりました。

毎日洗わない理由としては、日本と違って気候が乾燥しており汗をあまりかかないから、水が硬水の地域が多く、毎日洗うとフランス人の柔らかい髪が痛むからなどと言われています。

でもさすがに週1回以下は少なすぎるのではと思いますが、少数ながらそういう人も存在する様です。

顔と体

髪の毛と同様に毎日シャワーも浴びない人もいます。

毎日体や顔を洗っているフランス人は、男性で71%、女性で81%です。

週に2回しか洗わない人は男性の方が多く、25%(4人に1人)という結果でした。

毎日洗わない理由としては先に述べた通り、水が硬水の為肌が痛みやすい、空気が乾燥しているほかに一般住宅やアパートの場合は、連続で使用できるお湯の量が限られており、お湯をジャンジャン使えない環境の家庭があるなどが挙げられます。

ただこれは年代による差が大きく、若い世代では毎日体を洗っているという回答が多い一方、65歳以上の男性で体を毎日洗っているという割合は57%に留まる結果となりました。

ちなみに65歳以上の女性が毎日体を洗っている割合は72%です。

65歳以上の方が毎日体を洗う割合が減るのは、汗をかかなくなる等のほかに元々毎日シャワーを浴びる習慣がない世代だったことが考えられます。

1951年の同調査では毎日体と頭を洗う人は52%だった為、年々体と頭を頻繁に洗う人が増えてきている事がわかります。

フランス人が手を洗っていないというと語弊がありますが、男性の3人に1人、女性の4人に1人はトイレの後に手を洗っていないという調査結果がでています。

そして手を洗っていない割合が意外にも女性の方が多いです。

意外なのが手を洗う人を年代別に見ると若い世代ほど割合が少なくなっています。

顔や体を洗う割合は若い世代の方が多いのに、トイレの後に手を洗う習慣が若い人ほど少ないのは不思議ですね。

ただこの調査はコロナ前に実施されたので、今は手を洗う人の割合も増えてきているかもしれません。

肉を焼いた後の美味しい肉汁が残っているフライパン

フランス料理はあふれ出した肉汁などもソースにしたり、バゲットにつけて残さず美味しく頂きます。

その為、肉を焼いたフライパンにこびりついた焼き焦げなどは、すぐに洗わず、調味料やワインに注いでソースを作る事が多いです。

私もハンバーグを焼いたフランパンに残った肉汁とケチャップとウスターを入れてソースを作る事はありましたが、それ以外は肉を焼いた後のフライパンはすぐに洗っていました。

それを見た夫に「もったいない!」と言われ、今は肉の旨味が凝縮したソースが残っているフライパンはすぐに洗わず、ソースやバゲットのお供として活用したりしています。

お米

日本では何の違和感もなく、お米を研いで(洗って)炊いていますよね。

フランスではお米は洗わずに炒めたり、スープやスパイスなどで調味するのが一般的です。

お米を洗わない理由のひとつは、味をつけていただくため。

ぬかのにおいなどが気にならないといわれています。

またリゾットを作る際は、米を洗ってしまうと水分を吸ってしまい、旨みが十分に吸えなかったりべちゃっとした食感になってしまう為、洗わない様です。

夫の実家では日本の様にお米を白ご飯として食べる事もありましたが、そんな場合もお米は洗わないで鍋で炊いています。

夫は日本に留学して「お米を研ぐ(洗う)」ことを始めて知ってカルチャーショックだったらしいので、フランス人からしたら「お米を洗う」という日本の習慣の方が驚きなのかもしれませんね。

バーベキューの網

grilled barbecues on black and gray grill

フランス人が大好きなBBQ

家庭によるかもしれませんが、バーベキューの網を洗わない家庭もフランスではあります。

夫の家族は、BBQをした後の網は新聞紙などで汚れをふき取るだけ。

洗わなくていいのと聞いてみましたが、どうせ次焼くし大丈夫!と明るく返事されました。。

使い捨てならまだしも次使う網を洗わないのはびっくりしました。

まとめ

国が違えば文化も習慣も違うと言えど、日本人からするとびっくりする項目もあったのではないでしょうか。

こんな側面も含め、フランスってほんとに奥深いです。

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