フランスで一人飲みや一人飯の習慣がないのはなぜ?

フランス人の生態
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ひとり飲み、ひとり飯、ぼっち飯、おひとりさま焼肉、おひとりさまピザなどなど。。。

日本には以前から一人で飲みに行ったり食べに行く文化がありますが、コロナ禍の影響を受け、そのサービスは更に多様化しています。

そんな日本で流行っている一人飲みや一人飯ですが、フランスはその習慣がありません。

何故でしょうか。

フランスでは食事やアルコールを楽しむ時間を誰かとシェアしたい

フランス語で「Partager un repas」という言葉があります。

「Partage(パルタージュ)」は分かち合う、「repas(ルパ)」は食事。

このフレーズは、食事の皿をシェアするという意味ではなく「食事をしている時間を分かちあう」という意味です。

その様なフレーズがある通り、フランスで食事は大事な時間。

そしておしゃべりが大好きなフランス人はその大事な時間を誰かと分かち合いたいと感じるため、一人食べはあまりしません。

これは飲みも同様です。

そのため、カフェやランチで一人飯をしているフランス人を見かけることはありますが、「Partager un repas」の意味合いが強いディナー時間やバーで一人でいるフランス人はあまり見かけません。

家では?

家庭でも同様にディナーはなるべく家族全員がそろって食べる様にします。

ワインが大好きなイメージのフランス人ですが、アルコールについても一人晩酌はあまりしません。

飲みたい場合は家族の誰かを誘ったり、友達を誘います。

夫も「一人で飲みたくない、つまらない」とよく言っており、一人飲みはたまにしていますが、私が飲みたいたくないと言うと、飲むことをあきらめる事も多いです。

バーでの一人飲みは寂しいと思われる

バーのカウンターで一人静かに飲む姿は日本ではかっこいいというイメージがありますよね。

CMやドラマでもそんなシーンをよく見かけます。

しかし、一人飲みはフランスでは寂しいと思われる為、外で飲みたい場合は無理やりにでも誰かを誘います。

まとめ

独立心が強いフランス人ですが、食事やアルコールは誰かと時間を共にすることを好みます。

一方、団体行動を好みがちな日本でおひりさま文化が流行っているのは興味深いですよね。

フランス人の食事についての考え方をより知りたい方はこちらの記事も参照下さい。

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