国際結婚にどんなイメージを抱いていますか?
私はフランス人の夫と出会って早5年。
それまでフランス人と付き合ったことがない私には、フランス人と恋愛して結婚する事は新鮮な発見や驚きが沢山あり、それは現在も継続中です。
今回は私がフランス人の夫と結婚して良かった点をご紹介します。
またこの良かった点は夫を通してみるフランス人であり、全てのフランス人に当てはまるとは限らないので、ざっくりフランス人男性を知るための手がかりにして頂ければと思います。
フランス人男性の視点から見た日本人女性と結婚して良かった点、ショックだった点も記事に書いてますので、是非ご覧ください。
愛情表現が豊か
おはよう、行ってきます、ただいま、おやすみ、ありがとうと何かあるたびにキスやハグなどで感謝や愛情を豊かに表現してくれます。
また友達や家族の前でもスキンシップをしてくるので、恥ずかしい気持ちはありますがやはり嬉しいものです。
また日本人は自分の妻や夫を他人に褒められると「いえいえ、そんなことは」と謙遜したり、パートナーを褒めることに遠慮がちですが、フランス人は素直にパートナーを褒めてくれます。
その様な普段の行動から、自分の事を大事にしてくれると再認識することができます。
レディーファースト
フランス人男性は荷物を持ってくれたり、ドアを開けてくれたり、レディー・ファーストが身についている方が多いです。
夫が高校生の時に、夫を受けいれた日本のホストマザーは、「夫は高校生の時点で既にホストマザーにレディー・ファーストで接してくれて驚いた」と言っていました。
大きなことではないですが、この様なふとした気遣いはやはり嬉しいものです。
友人関係がわかりやすい
日本人からすると少し理解しにくいのですが、フランスにはカップル文化というものがあり、友人達との集まりなどは、基本的にカップルで出席します。
その為、彼の交友関係を大体把握することが出来ますし、夫が一人で外出しても「あの人誰と何してるんだろう」という事があまりありません。
家族を大切にする
フランス人は一般的に家族を大事にします。
日本で働いているであれば、残業や休日出勤があるかもしれませんが、基本的にフランスは残業や休日出勤はしません。
その為、仕事終わりには飲み会など行かずにまっすぐ家に帰り、家族との時間を大切にしてくれます。
育児に積極的
共働きが多いフランスは、基本的に育児も2人でするもの捉え、積極的に参加してくれます。
積極度はそれぞれ個人によりますが、うちの場合は例えば外出時はほぼずっと夫が息子を抱っこかベビーカーで押してくれるので非常に楽です。
家事に協力的
育児と同様に家事も協力的なフランス人男性は多いです。
夫に聞いてみると、両親共に共働きだったため、小さい頃からお母さんのお手伝いをして覚えたそうです。
男性もキッチンに立つのが当たり前のフランスだからこそ、子供の時も、ティーンエイジャーになっても、大人になっても、当たり前のこととしてキッチンに立ってきたから自然に身についているのだとか。
夫はオーブン料理が得意なので、ホームパーティー等人数が集まるイベントの時は彼に任せます。
二人の時間を大切にしようとしてくれる
子供が生まれても「ママ」になるのではなく、私は私。
子供が生まれても女性として扱ってくれますし、機会があれば二人の時間を作ろうしてくれます。
フランスでは、親やベビーシッターに子供を預けて、二人でデートを楽しむ夫婦も少なくありません。
理想の女性像を求めない。多くを求めない。完璧を求めない
夫には夫の理想の女性像があると思いますが、私にそうなってほしいと求めることはありません。
逆に私は日本人女性にありがちな「妻はこうあるべき」「母親はこうあるべき」という先入観があり、自分で自分を追い詰めるくせがありますが、夫は「肩の力を抜いたら」と言ってくれて、家事・育児・掃除・料理も適度に手抜きでもいいんだと思えています。
姑が遠方
フランス在住の方はこの限りではありませんが、我が家は現在日本在住。
フランスにいる義理実家に頻繁に帰れない為、関わる時間も少なくて済みます。
我が家の場合、義理母はとても良い人ですが意見が強い人で息子である夫でさえずっと一緒にいると疲れるらしいので、今がちょうど良い距離感だと思っています。
またフランスに住んでいたとしても、基本的にフランスは大人になったら子供を外に出すので、結婚しても両親と同居という考えがありません。
意見が違っても仕方ないと思える
夫婦なので意見が違って喧嘩すること勿論あります。
正直最初は信じられない!と思う様な考え方や習慣もあったのですが、「まぁ日本と文化が違うからしょうがいないか」と良い意味で諦めて受け入れられる事ができます。
勿論、到底容認できないことがあればきちんと話し合いますが、最初から生まれ育ったバックグラウンドが全く違うので全く同じ価値観を求めれるのは違うよなと、諦めがつきます。
違いを楽しめる
上記の様に意見の違いが衝突の原因になることもありますが、反対にその違いが自分の価値観や視野を広めてくれることも勿論あります。
「日本でこうだけど、フランスではこんな風」と知るたびに日本の基準で考えていた自分の視野が広がりますし、常識だと思っていたことが世界では違ったなんてことを知れるのは面白いなと思います。
帰省を兼ねてフランスを楽しめる
家族を大事にするフランス人は定期的にフランスに帰る人が多いです。
大事な友人の結婚式の為にフランスに帰ることもしばしば。
そんな時可能であれば少し休みを長めにとって、フランスでバカンスを楽しむことができます
年齢をあまり気にしない
日本は若見え、美魔女など若く見えることがステータスの一つですし、女性は実年齢が若い方が結婚しやすい傾向がありますが、フランス人男性はパートナーの年齢をあまり気にしません。
私が「年相応の恰好」とか「こんな服はこの年だと着づらい」というと夫は「年なんて関係なく、自分の好きな服を着たらいいじゃない」と必ず言います。
フランス人男性は年齢よりもその人の見た目がその人に合っていて魅力的かを大切にしている様な気がします。
まとめ
結婚は生まれ育った環境が全く違う他人同士が一緒に暮らす大変なこと。
国が違えばその違いもなおさら多くあります。
そんな違いが魅力的に感じたり、でも時には障害になったり。
国際結婚とは本当に奥深く学びの毎日です。
記事を読んでフランス人や外国人と出会いたいと思ったら、是非こちらの記事も参考にしてみてください。
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