日本人男性と北米・ヨーロッパ女性のカップルが少ない理由を客観的データとともに詳しく解説

恋愛
スポンサーリンク

長い間ずっと思ってきた疑問。それは何故日本人男性&外国人女性のカップルが少ないのか。

日本人女性&外国人男性の国際カップルは出会う機会があるのですが、その反対カップルはあまり見かけません。

これは私が日本人女性なので、同じ日本人女性&外国人男性のカップルと出会う機会が単純にあるだけなのか、実際に日本人男性&外国人女性は少ないのかずっともやもやしていました。

今回はデータの数値とともに私が思う日本人男性&北米・ヨーロッパ女性のカップルが少ない理由を紹介します。

日本人男性の方が日本人女性より2倍近く国際結婚の総数が多い

政府統計ポータルサイトe-Stat 人口動態調査 人口動態統計 確定数 婚姻のデータより算出

実は2019年の厚生労働省の人口動態調査データから見ると、実際は国際結婚の総数は日本人男性のほうが、日本人女性に比べて2倍近く多いです。

そのため、私が思っていた「日本人男性&外国人女性のカップルが少ない」という考えは誤りであった事がわかります。

そして、婚姻相手の国籍トップ3位までがこちら。

政府統計ポータルサイトe-Stat 人口動態調査 人口動態統計 確定数 婚姻のデータより抽出

日本人男性の相手の国籍トップ3が全てアジア・東南アジアに対して、日本人女性の相手の国籍トップ3は、アジアとアメリカがランクインしている事がわかります。

続いて婚姻相手の国籍がアメリカと英国の場合の数値がこちら

政府統計ポータルサイトe-Stat 人口動態調査 人口動態統計 確定数 婚姻のデータより抽出

国際婚姻総数が日本人女性のほうが少ないにも関わらず、相手国がアメリカと英国のみの数字をピックアップすると、日本人性女性のほうがなんと3.6倍多くなります。

この事から、下記の事が言え、それが「日本人女性&外国人男性の国際結婚のほうが多い」というイメージに繋がっていると思われます。

・国際結婚の総数は日本人男性のほうが多いが、相手の国籍がアジアや東南アジアの場合が多く、ぱっと見日本人にも見えるため、あまり目立たない。
・日本人女性は国際結婚総数は少ないが、お相手がいわゆる白人の場合は、日本人男性に比べ多いので、見た目でもすぐに国際結婚カップルとわかり、目立つ。

では、何故日本人男性&白人女性の国際結婚が少ないのでしょうか。

個人的には「白人」とひとくくりにする言葉は好きではないですし、アメリカと英国が白人の代表国とも全く思っていないのですが、厚生労働省のこのデータには、カナダやその他ヨーロッパ、オーストラリア等は「その他国」に分類されている為、この記事では便宜上「アメリカ」と「英国」のデータをもとに「日本人男性&白人女性の国際結婚数」とさせて頂いています。

男性の40.8%が国際結婚に興味があり

@Press 国際結婚に憧れるのは女性のほうが多いが、 実際に結婚した人は男性のほうが多い!?出典

オンライン総合旅行サービス「DeNAトラベル」(http://www.skygate.co.jp)を運営する株式会社DeNAトラベル(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:大見 周平)は、10代~70代の男女1723名を対象に「国際結婚」に関する調査を実施しました。

調査の結果、男性は40.8%、女性は51.6%が国際結婚に興味があることがわかりました。

女性は納得の数値ですが、驚きなのが男性の国際結婚への興味の高さ

私が想像していたより、独身男性は国際結婚に興味がある様です。

男性が最もお付き合いしたい相手の出身国はタイ

@Press 国際結婚に憧れるのは女性のほうが多いが、 実際に結婚した人は男性のほうが多い!?出典

同じくDeNAトラベルの調査によると、日本人男性が付き合いたい相手の国籍トップ3が1位タイ、2位中国、3位台湾とアジア・東南アジアが上位にくる結果でした。

実際に国際結婚している日本人男性の婚姻相手の国籍もアジア・東南アジアがトップ3だったため、日本人男性はアジア・東南アジアの女性により興味があることがわかります

参考までに日本人女性が付き合いたい相手の国籍トップ3が1位アメリカ、2位韓国、3位イギリスでした。

実際に国際結婚している日本人女性の婚姻相手の国籍もアメリカやイギリスが多いので、納得の数字です。

北米・ヨーロッパの在留外国人の男女比は男性が1.8倍多い

2020年6月 出入国在留管理庁 在留外国人統計より抽出

2020年の出入国在留管理庁のデータによると在留外国人男性は1.42万人、在留外国人男性は1.46万人と男女の総数はほぼ同じです。

しかし北米・ヨーロッパのみで比較すると男性の方が女性より、1.8倍多いです。

白人女性のアジア人男性への異性として興味は低い傾向

クリスチャン・ラダー氏の「ハーバード数学科のデータサイエンティストが明かす ビッグデータの残酷な現実」より、3社のマッチングアプリで、女性が人種ごとに男性を評価した数値です。

これによると白人女性のアジア人男性への異性として興味は低い傾向であることがわかります。

本題:日本人男性&北米・ヨーロッパ女性のカップルが少ない理由

日本にいる白人女性が少ない

在留管理庁のデータの通り、北米・ヨーロッパの在留外国人女性は男性に比べて少ないので、シンプルに日本人男性が出会える機会が少ないことが考えられます。

日本人男性はアジア・東南アジア女性をより好む+白人女性のアジア人男性への異性として興味は低いの組み合わせ

DeNAの調査によるとタイをお付き合いしたい女性の国籍として選んだ理由に「ホスピタリティが高い微笑みの国だから(40代男性)」、「同じ仏教国で親日国。非常にフレンドリー(20代男性)」、「国民全体が温和だと思う(50代男性)」と親近感をもっている回答があった様です。

一方、知り合いの日本人男性に白人女性にどんなイメージを一般的に持っているか聞いたところ、「強そう」「日本人男性に興味がなさそう」という親近感とは反対のイメージがある様でした。

まず、「強そう」のイメージですが白人女性と言っても様々がある国があるので一概には言えないのですが、一般的に北米やヨーロッパでは男女ともにしっかりと自分の意思を持ち、自分の主義・主張・意見を言う事が大事とされてきている為、それが「強そう」というイメージに繋がっているのではないかと思います。

「日本人男性に興味がなさそう」というイメージについて、「ビッグデータの残酷な現実」からは真実かもしれませんが、日本にいる白人女性は少なくとも日本文化に興味があって滞在している事が多いので、日本人男性に興味がある女性も多いと思います。

北米・ヨーロッパ女性に興味はあっても探しているうちに日本人女性やアジア系女性と付き合ったり、結婚をする?

国際結婚に興味がある日本人女性の中には「絶対に国際結婚をする!」という強い意志を持って、範囲を絞って意欲的に活動する方が多いですが、日本人男性は「国際結婚も興味があるけど、そうじゃなくても良い」という比較的範囲が広い方が多い様な気がします。

ただでさえ、日本にいる白人女性は少ない上に、国際結婚に強いこだわりを持っている訳ではない為、お相手を探しているうちに気が合う日本人女性やアジア系女性に巡り合い、結婚するという方が多いのではないかと推測します。

まとめ

データから多少差はあるとは言え男女とも国際結婚に興味はあるけれども、付き合いたい相手の国籍に男女間ではっきりと差でているのは興味深いですよね。

またこうやって数値で見ると日本人男性と北米・ヨーロッパ女性のカップルが少ない理由も納得がいきます。

余談になりますが、確かにグローバルで見ると白人女性のアジア人男性への異性として興味が低いのは事実かもしれませんが、日本に住んでいる白人女性はこの限りではない、という事です。

日本に住んでいる白人女性は日本文化に興味があり住んでいる方が多く、日本人男性へのお付き合いについてもありと思っている方が少なくとも私の周りでは多いです。

もし北米・ヨーロッパ女性とのお付き合いに興味があるのであれば、是非一度積極的に活動してみては如何でしょうか。

北米・ヨーロッパ女性は自分の意見や意思をしっかり持っていますが、=わがままという訳ではないですし、意見がぶつかることもあると思いますが、その分お互いを高めあえる存在になれると思いますし、愛情表現が豊かな方が多いです。

また国際結婚のために積極的に活動をしている日本人男性は少ない気がするので、それだけで国際結婚へ一歩近づいているのではないかと思います。

参考データ:
国際結婚に憧れるのは女性のほうが多いが、 実際に結婚した人は男性のほうが多い!? 国際恋愛から結婚に至った人は34.6%! お付き合いした相手の出身ベスト3は 「アメリカ」「中国」「韓国」! ~DeNAトラベルが「国際結婚」に関する調査を実施~
人口動態調査 人口動態統計 確定数 婚姻のデータ
出入国在留管理庁 在留外国人統計

コメント

タイトルとURLをコピーしました