スイーツ大好きな私が最近特にはまっているブランドがピエールエルメ氏が手掛けるPIERRE HERMÉ PARIS
最近はセブンイレブンやミスタードーナツ、BTSショップ、とらや、ダイドーなどと幅広くコラボし、様々な商品を展開し続けているので、日本での知名度もぐんぐんあがってきていますよね。
そしてここ最近アルファベット表記の 「PERRE HERMÉ PARIS」というブランドと日本語カタカナの「ピエールエルメ」というブランドがあるのにお気づきですか?
実はこの2つのブランドはラインアップとコンセプトが全く違うんです
今回はこの2つのショップの違いについてご紹介します
そもそもPERRE HERMÉとは?
21世紀のパティスリー界を先導する第一人者
4代続くアルザスのパティシエの家系に生まれ、14歳のときガストン・ルノートルの元で修業を始めめ、その後一代で PERRE HERMÉ を築き上げる。
その鬼才ぶりは世界的に認められ、ヴォーグ誌から“パティスリー界のピカソ”と称賛された。
1998年、自身のブランド「 PERRE HERMÉ PARIS」を東京赤坂のホテルニューオータニ内に初出店し、2001年にはパリのボナパルト通りにもブティックをオープン。
Pierre Hermé Paris公式HPより引用
実は PERRE HERMÉ PARISはパリと名前はついていますが、一号店は日本なのです
その後フランスにも店舗を拡大していったので、逆輸入とも言えるかもしれませんね
一号店は日本ということでピエールエルメ氏の日本への思い入れは強く、コロナ前は頻繁に日本に来日していた様です。
PERRE HERME PARIS
PERRE HERME PARISはピエールエルメ氏が第一号店をオープンした時から現在に至るまで続いているピエールエルメの主軸ブランド
王道のマカロンやケーキ、パンなど「ザ・フランスパティスリー!」と言ったお味も見た目も魅力的なラインナップが特徴的です
PERRE HERME PARISと言えばこのショッピングバッグが特徴ですよね。
私はこのショッピングバッグがすごくお気に入りで、ショッピングバックをもらったら保管して別の用途で使ったりしています。
ピエール・エルメ
一方「ピエール・エルメ」は2018年にできた新しいブランド名
日本にゆかりがあるピエールエルメ氏が日本各地で見つけた選りすぐりの商品たちとコラボした商品を取り扱っています
こちらはmade in ピエール・エルメと言われることが多いですね。
最初は何故ピエールエルメが日本酒?ドレッシング?出汁?を扱っているの?と疑問だらけでしたが、味わってみて納得。
素材や味に拘っているのが食べてわかるくらい美味しいです!
そしてmade in ピエール・エルメにはピエールエルメ氏のこんな思いが込められています
・日本に一号店を出店してから20年以上。長く日本で愛されてきたため、日本に感謝の気持ちを伝えたい
・ 日本人は海外に行かなくても自分の国で素晴らしいものが沢山あることを忘れている。日本の良さを再認識してもらうために日本各地で見つけた素晴らしい商品を味わってもらいたい
この思いからもピエールエルメ氏の日本に対する強い思い入れが伝わってきますね。
ショッピングバッグも PERRE HERME PARISとは違って非常にシンプルなのが特徴
またmade in ピエール・エルメのもう一つのコンセプトがエコフレンドリー
弁当箱は紙を使用し、プラスティックゼロを目指しています。
また商品は可能な限り再利用できる瓶を使用するこだわり
豪華コラボレーション
あまり知られていませんが、made inピエール・エルメは著名なアーティストと豪華コラボレーションをして出来上がりました
サカナクション山口一郎さん
made in ピエール・エルメのフラッグシップ店である丸の内の店内音楽は、ロックバンド「サカナクション」のギター・ボーカルを務める山口一郎が担当しています。
片山正通さん
UNIQLO GLOBAL FLAGSHIP STOREや香港リッツカールトンの最上階バーOZONEを手掛けるインテリアデザイナーの片山正通さんが丸の内店のインテリアデザインを担当
平林奈緒美さん
made in ピエール・エルメの最大の特徴といってもいカタカナ表記のピエール・エルメグッズはアートディレクター/グラフィックデザイナーの平林奈緒美さんが担当
山田遊さん
そしてショップ全体を監修したのは、羽田空港第二ターミナル、東急プラザ表参道原宿「Tokyo’s Tokyo」グッズセレクトなども手掛けているクリエイティブディレクターの山田遊さん
PERRE HERME PARISと同様に様々な企業やアーティストとのコラボを実現
PERRE HERME PARISはこれまで様々な企業やアーティストとタイアップしてきましたが、made in ピエール・エルメも負けてはいません。
最近ではピエール・エルメ新宿店でフランス⼈と⽇本⼈のアーティストデュオ「K-NARF&SHOKO」さんとのコラボレーションを実現
「K-NARF&SHOKO」のアトリエがある京都で撮り溜めた神社や寺院、庭園、田園などの写真から日本の風景をアレンジし、店舗内をデザイン
そして過去には関西では知らない人はいない兵庫県の城崎温泉で初のポップアップショップを出店したことも
またMade in ピエール・エルメ グランスタ東京では、東京駅構内というロケーションを活かし東京・青山の日本料理店「やんも」が手掛けるお弁当類を販売
かつてこれほど日本料理とマッチするフランスのパティスリーブランドはあっただろうかと思うくらい、ピエールエルメ氏のエッセンスが詰まったおにぎりも販売されており、試した事ない方は必見です。
made in ピエール・エルメは日本の店舗でのみ販売
PERRE HERME PARISはフランス初め海外にもブティックがありますが、made inピエール・エルメの商品は日本だけ
現在東京6店舗、愛知と福岡にそれぞれ1店舗のみなので遠方の方はなかなか行けませんが、ブティックの近くに立ち寄った際は是非試してみたいですね。
まとめ
日本で有名なフランスのパティスリーは数多くあれど、これだけ日本のメーカーやアーティストと数多くコラボしているのはピエールエルメだけではないでしょうか。
日本への愛着や親しみがあるだけに日本のマーケット拡大に意欲的なのがよくわかります。
made in ピエールエルメが楽しめるのは現在日本だけなので是非機会があればお試しあれ!
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