フランスに進撃の巨人のモデル都市がある!?歴史的城塞都市カルカッソンヌに潜入!

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進撃の巨人のファイナルシーズンが2022年1月に遂に放送決定!

進撃の巨人ファンとしては楽しみでたまらない!

このワクワク気分を更に盛り上げるために進撃の巨人のモデル都市と言われているフランスにある世界遺産都市カルカッソンヌに潜入してきました。

結果、放送が待ちきれないくらい気分は爆上がりました!

このブログでは城塞都市と言われるカルカッソンヌがどれくらい鉄壁な防除城であったかという事と私が感じた進撃の巨人ポイントを紹介します。

カルカッソンヌとは

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Wikipedia参照

カルカッソンヌは、スペインとの国境に近いフランス南西部、周囲にぶどう畑が広がる場所にあります。

地中海と大西洋を結ぶ交通と軍事の要衝にあり、紀元前3世紀には砦が造られ、その後ローマ人が城塞都市を建設しました。

13世紀にフランス王ルイ9世が二重に城壁を張り巡らせ、難攻不落の城といわれましたが、17世紀にスペインとの平和条約が結ばれると無用の長物となり荒廃。

しかし19世紀に復元され、総延長3kmの二重の城壁に囲まれたヨーロッパ最大級の城塞都市の姿が蘇りました。

幾多の戦乱をくぐり抜け、その度に強化され、今も数百軒の民家が生活を営む世界遺産の歴史都市カルカッソンヌはフランスで「カルカッソンヌを見ずして死ねぬ」とまで言われているほど有名な観光地です。

見どころ : 何度も改修を重ねたことが感じられる城壁

カルカッソンヌの中心にあるコンタル城の壁をよく見ると、違う作りの壁が何層も重なっています。

これは違う年代に何度も強化されたため。

この城の壁を見ると、カルカッソンヌの歴史の深さを感じることができます。

鉄壁の防御

至る所にある「狭間(さま)」

コンタル城や城壁の至る所に内側から見ると三角形状の小窓があります。

お城に詳しい人ならピンとくると思いますが、これは「矢狭間(やざま)」と言って、 攻めてくる敵を壁の内側から矢で狙い撃ちするために開けられた小窓です。

内側から見ると非常に外が見やすい構造ですが、外側から見るとこんな感じ

外側から見るともはやただの切れ目で、矢を放ち返すすき間さえ見当たりません。

正門に迫りくる敵に集中攻撃で城への侵入を防ぐ

コンタル城の正門がこちら

先ほどご紹介した矢狭間が沢山見られますが、注目してほしいのが正門に不自然に開いているすき間

実は、正門の真上から見上げると分かるのですが、城の内部まで続く大きなすき間が開いています。

正門から見上げると大きなすき間が

実はこのすき間が続く城の内部から正門下にいる敵に、矢を放ったり石を落としたりする事ができる構造になっています。

城内に展示されている攻撃用の石

めちゃくちゃ重そうで上からまともに食らったら無事じゃ済まない重さです。

敵と遭遇した時に有利な時計周りの螺旋階段

ヨーロッパの歴史的建造物の階段はほとんどが窮屈で重苦しい螺旋階段ですよね。

コンタル城の螺旋階段も同じ様な作りなのですが、あえて狭く螺旋状にしているのには訳があります。

実はこれも戦争を想定した要塞建築の名残で、狭い通路は兵士が隊列を整えるのを防いでいます

また敵軍が攻めてきて階段を登ろうした時、 敵軍は右手(剣)を自由に振ることができないのですが、自軍は右手を自由に動かすことができる設計になっています。

つまり、ほとんどの螺旋階段は基本自軍に有利な「時計周りに登って行く」構造になっています

おススメの進撃の巨人ポイント

数々の敵の侵略を阻んできた二重の城壁

カルカッソンヌが進撃の巨人のモデルと言われている一番の理由はこの二重の城壁

まるでアニメのウォールマリア、ウォールローゼ、ウォールシーナを髣髴とさせる頑丈な二重の壁

残念ながらアニメの様に50mまではさすがにありませんが、この二重の壁があるからこそカルカッソンヌは難攻不落の城だったと言われています。

実際には城壁の全体像を見渡せるほど高い場所がない為、肉眼だと部分的にしか見れないのですが、コンタル城には模型が置いてありこれで全体像を把握することができます。

カルカッソンヌにも巨人が存在した?と思わせる様なレリーフ

ある展示物の一つに私の目が釘付けに。

ひと際大きく描かれた巨大な人物を人間たちが崇め奉る様なレリーフ

まるで進撃の巨人の始祖ユミルを髣髴とさせます。

実はこれキリストの受難のエピソード、鞭打ち、磔(はりつけ)、キリストの辺獄を描いています。

すなわち一番右の巨大に描かれている人物はキリストなのですが、何故この様に巨大に描かれているかは説明がありませんでした。

なのでカルカッソンヌに巨人が存在した訳ではないのですが、進撃の巨人ファンにはぱっと見は巨人神話に見えちゃいますよね。

時間があれば試してほしいおススメ情報

カスレ

カルカッソンヌで有名な名物の郷土料理と言えばカスレ(cassoulet)です。

カスレとは、ソーセージやガチョウ肉、アヒル肉と白いんげん豆を深い土鍋で長時間煮込んで作る豆料理です。

この土鍋をカソール(cassole)と言うため、カスレという名前になりました。

長時間煮込んだお肉はホロホロ、そしてお肉のうま味をたっぷり吸った白いんげん豆はホクホクトロトロでとっても美味!

私も大好きなのですが今回私達は時間がなく食べられませんでした。

時間があれば是非カスレも堪能されてみては如何でしょうか。

ツアーガイド

カルカッソンヌの入り口にはツアーを申し込める場所があるので、より詳しく歴史や背景を知りたい人はツアーもお勧めです。

ただ残念ながら日本語でのツアーはありません。

当日上手くツアーに申し込めるか心配という方は、トゥールーズ発の城塞都市カルカソンヌ&アルビ司教都市ツアーがベルトラ(VELTRA)にあります

海外現地オプショナルツアーなら【VELTRA(ベルトラ)】

トロッコ列車

所要時間25分でトロッコ列車でカルカッソンヌを回ることができます。

コンタル城からトロッコ列車を見下ろすとこんな感じ

レトロな列車が街並みや城に違和感なく溶け込んでいて、とても可愛らしかったです。

お子様はトロッコ列車に喜ぶと思うので、おすすめです。

お化け屋敷

何故かカルカッソンヌにはお化け屋敷があります。

日本のお化け屋敷が一番怖いし、海外のお化け屋敷なんてどうせ機械が突然でてくるだけの対したお化け屋敷じゃないだろうと余裕綽々で挑んだ私。

しかし想像以上に怖くて叫びまくって、お化け屋敷を出たあとはマラソン10km走ったくらい疲れ果てていました。

中は撮影禁止でお見せできないのが残念ですが、機械と人が脅かしてきて、その脅かしてくる人のタイミングが絶妙に怖ったです。

まとめ

カルカッソンヌの素晴らしさや進撃の巨人ポイント少しでも伝わりましたでしょうか。

カルカッソンヌを見れば進撃の巨人愛が高まる事間違いなしです!

そしてファイナルシーズンのアニメ放送まで待てない!という方、安心してください。

コミックでは既に最終巻がでてますので、最後まで一気に読む事ができます。

漫画「進撃の巨人」を全巻無料で読めるサイトはないのですが、コミックシーモアは新規登録で1巻が半額で読めちゃいます。

待ちきれない人はコミックで先読みもありだと思います。

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